所謂、マスコミ流に書くと「ザックジャパン各上ガーナ相手に快勝!本田・香川アベック弾」ってな感じでしょうか?今年の強化試合国内最終戦を勝利で飾り、来月の欧州遠征に弾みがついたようですが・・・
過密日程の中、来日したガーナはどのような目的でこの試合に臨んだんでしょうか?とても勝ちに来ていたとは思えませんでしたね、引き分ければ上出来くらいだったのではないでしょうか。後半途中からは選手をとっ替えひっ替え自らバランスを崩していましたし・・・90分間通して観ると私には11対11の試合形式でのトレーニングのように映りました。コンディション面を考慮してだと思いますがチーム全体として省エネに努めていましたよね。前半の真ん中あたりの時間帯はそれなりにパフォーマンスはしていましたが、前後半通じてスピードは思ったほど無いし強さは兎も角激しさも感じられませんでした。更に攻撃に人数をかけていませんでしたし寄せの甘さもあり日本にとっては非常に戦いやすい相手となってしまいました。
相手から強いプレスが掛からなければ日本の攻撃陣が力を発揮出来ることは過去の試合で既に証明済ですから昨夜の試合でも攻撃陣は思い通りの展開が出来たのだろうと思います。そうした意味ではこの試合で何か得るものがあったのかは疑問ですが、確かに良い攻撃をしていました。課題の守備に関してもあまり得るものはなかったように感じましたね。相手の攻撃があの程度では良かったのか悪かったのか評価のしようがありませんよね。
最後にとった3バックこれはザッケローニの周到な作戦だね。これやっとけば解説者やマスコミが必ず3バックについて言及するから相手ガーナのコンディションやパフォーマンスの低さから目を逸らすことが出来ると言う狙いじゃないかね〜流石!策士だね。